こんにちは
電機メーカーでの商品開発経験9年の知識を活かして家電のお得情報を発信しています。
今回のテーマはこちら!
ヤマダ電機、ケーズデンキのエアコン取り付け費用徹底比較!
- エアコンって取り付け費用はどのくらい?
- 取り付け費用は家電量販店によって違うの?
お忙しい方のために結論を先にお伝えします!
- 標準工事費用
ヤマダ電機:14300円~
ケーズデンキ:16500円~ - 取り付け方法によっては+追加工事費用
目安は・・・
①既存エアコン取り外し代:6600円~
②既存エアコン処分代:3190円
③室内機~室外機の配管延長:3000円~
④室外化粧カバー:5500円~
⑤専用コンセント設置:14300円~
ヤマダ電機でのお買い物は公式サイトヤマダウェブコムがお得!
わざわざ店頭に出向かなくてもネット上で値引き交渉できるシステムが超画期的ですね。
家電量販店はエアコンの取り付け対応してくれる

ほぼすべての家電量販店では、エアコン購入時に取り付けも同時におこなってくれます。
ただしエアコン購入なしでの取り付け作業は行っていませんので注意が必要です。
エアコン取り付け、取り外し作業だけを依頼したい場合にはくらしのマーケット がおすすめ。
料金も事前相談が可能なうえ、口コミ情報が豊富で安心して依頼することができます。

ここからは大手家電量販店ヤマダデンキとケーズデンキのエアコン取り付け費用を紹介します。
ヤマダ電機とケーズデンキのエアコン取り付け費用
エアコン取り付け費用は、①標準工事費用と②追加工事費用に分かれます。
①の標準工事費はすべての取り付け作業で必ず必要となる費用で、エアコン本体代に上乗せされて家電量販店で支払いを行います。
一方で、②の追加工事費用は取り付け工事当日に取り付け業者に直接支払うことになり、取り付け方法によっては費用が発生しないことも多々あります。
①標準取り付け工事費
標準取り付け工事に含まれる内容はこちら。
- 室内機の設置
- 室外機の設置(地面置き・ベランダ置き)
- 壁への配管貫通穴あけ(1か所のみ)
- 室内機ー室外機配管接続(4mまで)
- 既設コンセントへの接続
標準工事だけで済む場合とは・・・
- 室外機を室内機がついている壁のすぐ裏に置ける(同階)
- 室外機は地面やベランダに直置き
- エアコン専用コンセントが既にある
- 配管カバーは取り付けない

標準工事費はこちらです。
- ヤマダ電機
14300円(冷房能力~4.9kW)
20680円(冷房能力5.0kW~) - ケーズデンキ
16500円(冷房能力~4.0kW)
22000円(冷房能力4.1kW~)
ヤマダ電機、ケーズデンキとも冷房能力で2段階に分かれています。

冷房能力とは、上のカタログ数値では『2.2』と書かれている数値のこと。
エアコン能力は畳数と比例しており、14畳用が冷房能力4.0kW、18畳用が冷房能力5.6kW。
15~17畳用はありません。(14畳用か18畳用どちらかを選べばOK)
つまり先ほどの料金表は・・・
- ヤマダ電機
14300円(~14畳用)
20680円(18畳用~) - ケーズデンキ
16500円(~14畳用)
22000円(18畳用~)
となります。
②追加工事費用
標準工事で対応できない場合には、追加工事費用が発生します。
こちらはエアコン購入時に量販店で支払うのではなく、工事当日に工事業者に支払うことになります。
- 室外機置場が室内機から離れている。
- 室外機置場が屋根上、壁面など特殊。
- 室外機は1F設置で室内機は2F。
- 既存エアコンの取り外しと処分が必要
- エアコン専用コンセントがない
- 化粧カバーを取り付けたい
このほかにも追加料金が発生する場合はありますが、料金が大きい代表的なものを挙げました。
順に料金を説明します。
室外機置場が室内機から離れている
標準工事費に含まれるのは室外機と室内機をつなぐ配管4mまで。
これ以上離れると追加料金が発生します。
- ヤマダ電機
1mあたり3300円 - ケーズデンキ
1mあたり3850円
室外機置場が屋根上や壁面など
標準工事費に含まれるのは室外機が地面のブロック上設置の場合です。
屋根の上や壁面など、特殊な場合には追加料金が発生します。
- ヤマダ電機
①屋根:14300円
②壁面:15400円
③天井吊下:15400円
※既設の取付架台がある場合には半額程度 - ケーズデンキ
①屋根:15400円
②壁面:16500円
③天井吊下:16500円
室外機は1F設置で室内機は2F
室外機と室内機の設置階が異なる場合、はしご作業が必要で高所作業代がかかります。
- ヤマダ電機:3300円
- ケーズデンキ:11000円
既存エアコンの取り外しと処分が必要
エアコンの買い替えの場合には、元のエアコンは取り外して処分する必要があります。
- ヤマダ電機:取り外し6600円
処分3190円 - ケーズデンキ:取り外し6600円
処分3190円
計10000円程度ですね。
エアコン専用コンセントがない
エアコンは消費電力が大きいため、普通のコンセントは使えずエアコン専用のコンセントが必要です。
通常、あらかじめエアコンの取り付けが想定されている箇所には壁面高さ2mくらいの位置に専用コンセントがあります。
これがない場合には、新たにコンセント設置が必要です。
- ヤマダ電機:14300円
- ケーズデンキ:15400円
またコンセント自体はあったとしても、100Vと200Vの電圧違いで、電圧切替、コンセント交換、ブレーカー交換にそれぞれ2000円程度かかります。
コンセントに200V用と書いてある場合には、200V用エアコンを購入することで電圧変換費用は発生しません。
何も書いていないコンセントの場合には、100V用エアコンを選びましょう。
化粧カバーを取り付けたい
室内機と室外機を繋ぐ配管は家の外観を損ねてしまいがちですが、上から化粧カバーをつけることで見栄えがよくなります。

- ヤマダ電機:5500円(2m)
- ケーズデンキ:5500円(2m)
結局どのくらいかかるのか
ここまで標準工事費や追加工事費をお伝えしましたが、結局どれくらいかかるのかを簡単にご説明します。
新規取付かつエアコン設置場所に専用コンセントがあり、室外機も室内機のすぐ近くに置ける場合には、最安15000円で設置可能。
ところが・・・・
エアコン更新の場合には+10000円、
室内機と室外機が離れている場合には+10000円、
化粧カバーを付けたい場合には+10000円、
専用コンセントがない場合には+15000円、
室外機を屋根につけたい場合には+15000円。
といった具合に、高いときには取り付け費用だけで50000円ということも珍しくありません。
追加料金をどれだけ抑えられるかが重要ですね。
ヤマダ電機は通販もオトク!
ヤマダ電機はヤマダウェブコムという通販サイトも運営しています。
ヤマダウェブコムの他社にはない最大の特徴は、サイト内でチャットにて価格交渉が出来ること。
店舗来店時と同様に希望商品の価格交渉を体験できるヤマダウェブコムのサービス
他の家電量販店だと価格交渉可能な店舗で購入する方が安くなることが多いのですが、ヤマダ電機なら通販でも十分安く購入することが可能です。
家電量販店の通販はヤマダ電機を選ぶのがおススメ。
家電量販店、通販、くらしのマーケットのエアコン取り付け費用比較
ここまで家電量販店最大手のヤマダ電機、ケーズデンキのエアコン取り付け料金を比較しました。
ヤマダ電機の方が1~2割程度安いですね!
ではここからは、家電量販店以外にエアコン取り付け工事を行ってくれる業者も合わせて、それぞれ比較してみましょう。
- 家電量販店
- 通販サイト
- くらしのマーケット
メリット | デメリット | |
家電量販店 | ・自分で業者を探さなくてよい | ・自分で業者を選べない ・エアコン購入時のみ対応 ・エアコン本体代が高め |
通販ショップ | ・エアコン本体代は安い ・自分で業者を探さなくてよい | ・自分で業者を選べない ・エアコン購入時のみ対応 ・複雑な工事ほど取付料金高め |
くらしのマーケット | ・口コミが豊富で安心 ・自分で業者を選べる ・取付料金が安い | ・エアコン本体は別途調達する必要がある |
取付工事費に関しては家電量販店とくらしのマーケットが安いですが、エアコン本体は通販ショップで買うのがお得。
つまり最安でエアコンを購入して取り付ける方法は、通販ショップで本体のみ購入し、くらしのマーケットで工事依頼することです!
ここからは実際にかかると想定される工事費を家電量販店、通販ショップ、くらしのマーケットに分けて比較していきます。
- 家電量販店
①ヤマダ電機
②ケーズデンキ - ネット通販
①家電と住宅設備のジュプロ(楽天市場店)
②エアコンのマツ(楽天市場店) - くらしのマーケット
①くらしのマーケット例①
②くらしのマーケット例②
パターン①基本工事のみで対応可能な場合
室外機が地面やベランダに置かれていて、室内機と同じ階であるなら、基本工事のみで対応可能な場合が多いです。

新規取付費用は各社そこまで大きく違いませんが、既設エアコンの交換となると、くらしのマーケットが一番安く、通販が最も高いという結果になりました。
その差1万円以上。
パターン②配管処理の見た目をきれいにしたい場合
エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管は何も処理しなければあまり見栄えがよくありません。
これにカバーをかぶせることで、目立ちにくく見た目をよくすることができます。

カバーがなければ少し見た目が悪くなります。
外から丸見えの方角にある配管は綺麗にしておきたいですね!

やはりくらしのマーケットが一番安く、通販が高いという構図に変わりはなさそうですが、その差15000円とかなり開いてきました。
パターン③室内機は2F、室外機は1Fな場合
お次は2階のお部屋のエアコン。
室外機も2階のベランダなどに置ければいいのですが、ベランダがない場合には室外機は1階になります。
この場合、室内機と室外機の距離が離れることで使用する配管も長くなるため、材料費が上がります。
また場合によっては脚立での作業となりますので、高所作業費が上乗せされますね。

くらしのマーケットはやはり安定的に安いですが、家電量販店、通販とも値段がかなり上がる場合がありそうです。
その差2万円以上。
取り付け費用を抑えたいならくらしのマーケットがおすすめ!
以上3パターンとも、くらしのマーケットが最も取り付け費用を抑えられることが分かりましたね。
事前に写真を送付してできる限り詳細な見積もりを取ることも可能ですし、どんな業者なのか評判や口コミも全て確認できるため非常に安心して取り付け依頼することができます。
手間をかけたくない人はエアコン購入店で工事も同時に依頼する。
少々手間でもお金を節約しつつ安心して工事依頼したい人は、くらしのマーケットで業者を探す。
さいごに
今回は家電量販店のヤマダ電機、ケーズデンキにおけるエアコン取り付け料金について解説しました。
エアコン購入予定の方は、家電量販店に行く前にざっと計算しておくのがおススメですよ!
本ブログではエアコンに関するお得情報を発信しています。
何か気になることがございましたら、どんな些細な事でも構いませんのでお気軽に「お問い合わせ」よりご連絡ください。必ず返信しております。
コメント