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エアコンの霜取り運転が頻発!暖房が停止する原因と対策を解説!
お忙しい方のために結論を先にお伝えします!
ここからは暖房運転が止まる原因の霜取り運転について詳しく解説しますので、最後までご覧ください!
エアコン暖房が急停止!?
凍えるように寒い冬、部屋はエアコン暖房でぬくぬく~と思いきや、急に停止した経験のある方はいらっしゃいませんでしょうか。
故障!?こんな寒い日に!?タイミング悪すぎ・・・
でも安心してください。故障ではありません!
我が家は寒波が来た時に最低気温がマイナスになるのは年に数回程度の比較的温暖な地域ですが、今まで何度かこの現象に遭遇しました。
その部屋の温度を温度計で記録していましたので紹介します。
この日は夕方18:00~暖房運転をスタート。20:00と2:00ぐらいに温度がガクンと下がっていいるのが分かるかと思います。
これが暖房停止の時刻。停止時間10分程度の間に室温は1~2℃程度低下してしまいました。暖房してほしいのに暖房が止まってしまう・・・しかも室温は低下・・・。
これがエアコン暖房の宿命です
北海道などの寒い地域ではエアコン暖房がまだあまり普及していないのですが、この暖房停止が要因の一つと言っても過言ではありません。
停止の原因は室外機が凍ってしまうから
停止の原因は、室外機が凍ってしまいその氷を溶かすためにエネルギーを使うから。
エアコンは室内機と室外機がセットとなっており、室外機が集めた室外の熱パワーを室内に運ぶことで暖房していますが、外気が5℃(目安)以下になると室外機が凍ってしまうことがあるのです。そうなると室外機は室外からうまく熱パワーを吸収できなくなり、暖房運転の効率が低下してしまいます。
室外機の氷を溶かす必要があり、そちらにエネルギーを使うため暖房運転をいったん中止せざるを得ないというわけですね。
大事なことなので繰り返しますが、故障ではありません!
霜取り運転が起こりやすい環境は?
室外機を暖めて氷を溶かす運転のことを霜取り運転と言います。霜取り運転が起こりやすい条件は大きく2つです。
- 外気が0℃付近である
- 雪が降っている
寒ければ寒いほど霜取り運転が頻発するのか?かというと実はそういうわけではありません。
空気中の水分が室外機にくっつくことで氷が発生します。
真冬に車のフロントガラスが凍結するのと同じイメージ!
温度が低いほど空気中の水分の絶対量は下がり、その結果として室外機に付着する霜の量も減ります。したがって、水が凍りはじめる0℃付近の時に最も霜取り運転が起こりやすくなるのです。
さらに雪が降っている場合には、雪が室外機に付着してそのまま凍ってしまうため、霜取り運転が頻発する原因になります。
霜取り運転の対策は?
霜取り運転を発生しにくくする対策は、雪が室外機に溜まらないようにすること。
具体的にはこちら。
- 室外機を屋根の下に置く
- 室外機を雪からガードする防雪フードと呼ばれる部材を取り付ける
ただしあくまでこれは雪の対策。空気中の水分が室外機に付着して凍る現象に対しては現状打つ手がありません。いくら雪を防御しても、外が0℃以下だと霜は付きます。
残念ながら霜取り運転はどうしても避けられないものなんです・・・。
霜取り運転でも暖房運転が停止しないエアコンもある
以上のように寒い地域や雪の降るにはめっぽう弱いエアコンですが、近年は技術開発が進み、霜取り運転対策機能を持ったエアコンが発売されています。
おススメは三菱電機とパナソニック。両社とも、霜取り運転はしつつも室内の暖房運転は継続するという特別機能を持ったエアコンを販売しています。
さすがに霜取り運転中には暖房の強さは弱まりますが、それでも完全に止まるのと比べると断然マシ!
詳細はこちらの記事をどうぞ!
さいごに
霜取り運転は、エアコンにとって避けられない問題です。
暖めてほしいときに限って、霜取り運転でエアコンが停止してしまい室温が下がる・・・ということは大いにあり得ます。
しかし最近は霜取り運転中も暖房が継続するエアコンが増えてきていますので、あまりに霜取り運転が気になる方は、次の買い替えの際には霜取り中も暖房が止まらないエアコンも検討してみてもよいかもしれません!
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