エアコンの換気機能は必要か？デメリットはないの？おススメ機種も紹介！

こんにちは。エアコンの選び方、買い方、使い方に関するお得情報を発信しているエアコンオタクの「そよまる」です。

今回のエアコンテーマはこちら！

エアコンの換気機能は必要か？デメリットはないの？おススメ機種も紹介！

結論だけ先にお伝えします。

エアコンの換気機能は必要？

2020年以降の換気需要の高まり

コロナ禍から始まった換気需要の高まり。エアコンもその影響を大いに受けました。

2020年以降、換気機能を搭載したエアコンが次々と発売されたのです。

実際のところ換気って必要なの？

現在の建築基準法では、住宅には2時間に1回は部屋の空気が入れ替わるよう換気装置を設置することが義務づけられています。この法律の目的は、建物の建材（塗料や断熱材など）に使われているホルムアルデヒドなど人体に有害な化学物質を吸い込むことで発症するシックハウス症候群防止です。

参考：三菱電機HP-改正建築基準法-

コロナだから換気が必要！とかいうわけではないんですね。

築浅の家には換気設備が備わっている

この建築基準法のおかげで、少なくとも2007年以降に建てられた建築物省エネ法適合住宅には換気設備が備わっています。

しかし換気は目に見えないので「うちは換気できているのだろうか・・・？」と不安になるかもしれません。そのような場合にはまずはトイレ・風呂以外の換気扇を探してみてください。見つけたらスイッチを常時ONしておきましょうね！

付けると寒いから付けたくない・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、健康のためにつけっぱなしにすることが望ましいです。

窓開け換気でも問題なし

一方でそれ以前に建てられた家には、トイレや台所以外に換気扇のない家も多いです。

その場合まず窓開け換気でOKです。この時の注意点としては、窓を1か所開けていているだけでは意外と換気できないという点です。風が通る道を作る必要があるため、風の通り道を意識してもう一か所窓をあけましょう。

例えばトイレの換気扇などを回し、リビングの窓を開けておくと、窓から入った風がトイレから抜けていくルートができるので、自然と換気できますよ。

換気が難しい環境の場合はエアコン換気が有効

こう思うのが正常です(笑)。

換気設備が備わっている、もしくは窓開け換気が可能な場合にはエアコンの換気機能は必須ではないのです。

しかし、以下のようなケースの場合にはエアコン換気が有効です。

要は窓を開けての換気が難しい場合や、外の新鮮な空気を積極的に取り入れたい場合ですね！

エアコンで冷房／暖房しつつエアコンで換気することで、換気による不快感を軽減できます。エアコン換気で導入された新鮮な空気は、エアコンで調整された温度の室内空気と混ざって屋内に入ってくるためです。

またエアコン換気の場合は、部屋に外の空気を送り込むので窓からのすきま風が発生しにくくなります。窓開け換気が難しい方や嫌な方にはおすすめです！

換気機能付きエアコンのメリットとデメリット

ここからは換気機能付きエアコンのメリットとデメリットを解説します。

換気機能付きエアコンのメリット

外から取り込んだ新鮮な空気はエアコンの風と混ざって室内に放出されるため、窓開け換気とは異なり換気中も暑くなったり寒くなることはありません。冬場の隙間風を感じにくくなるのは大きなメリットです！

夏場は虫侵入のリスクを軽減できますね。

換気機能付きエアコンのデメリット

通常のエアコン取り付けとは異なり、換気のためのホースを追加する必要があります。取り付け代金にオプション費用がかかる場合が多く、費用が高額になる可能性も。

各メーカーの高級機種への搭載機能のためエアコン本体代金自体高めに設定されているのも、簡単には手を出しづらい一つの要因です。

おススメの換気機能付きエアコン

ここからはおススメの換気機能付きエアコンを2機種紹介します！

順にみていきましょう。

ダイキン工業　RXシリーズ

RXシリーズは別名『うるさらX』。聞いたことある方もいらっしゃるのでは？

詳しい説明や評判はこちらの記事をご覧ください。
≫ダイキンうるさらXを徹底解説！

ダイキン工業の最上位モデル機種で加湿できるエアコンです。

まさに一石二鳥！加湿機能についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。
≫加湿機能搭載エアコンのメリットとデメリットは？ダイキンvsパナソニック

もちろん加湿しなくても換気だけ行うことも可能となっていますのでご安心を。

各畳数(エアコン能力サイズ)ごとの換気能力は下記のとおり。

畳数	換気量(m3/h)
6	24
8	24
10	28
12	28
14	30
18	35
20	35
23	35
26	35
29	35

24～35m3/hですが、これだけでは、換気量をイメージできませんよね。

例えば、トイレ換気扇の換気量は30～50m3/h程度。つまりうるさらXの換気量はトイレ換気扇と同等か少し小さいレベルです。
参考：パナソニックパイプファンFY-08PFRY9VD

家電量販店よりもお得な通販での本体価格はこちら。

パナソニック　LXシリーズ

こちらはパナソニックの最高級モデルエアコン。

ダイキン『うるさらX』とおなじく加湿できるエアコンで、加湿の際に外気を取り込むため換気もできるということになっています。もちろん加湿せずに換気だけを行うことも可能で、こちらもうるさらXと同じです。

各畳数ごとの換気量は下記のとおり。

畳数	換気量(m3/h)
6	30
8	30
10	30
12	30
14	38
18	38
20	38
23	38
26	38
29	38

ダイキン『うるさら』を10～20％程度上回る換気量。

料金としてはダイキンよりも多少高めです。

換気機能付きエアコンはどこで買うのがオトク？

ここまでエアコンの換気機能付きエアコンを紹介しましたが、エアコンについてはどこで買うかも重要な問題です。

それは取り付けや取り外しの工事が必要だからですね。

	家電量販店	ネット通販
メリット	・店員に丸投げで購入可能 ・量販店独自ポイント還元あり ・価格交渉による値引き可能 ・複数台購入時の割引あり	・家電量販店よりも価格が安い ・通販ユーザーはポイントの使い道多数 ・スマホひとつで購入可能 ・自分で選ぶから購入時の納得性高め
デメリット	・通販より価格が高い ・ポイントの使い道が少ない ・無駄に高い製品を勧められるかも	・自分で商品の知識を仕入れる必要あり ・価格交渉は原則不可 ・複数台購入割引原則なし

家電量販店

こんな人は家電量販店がおすすめです。

ネット通販が勢力を伸ばしているものの、特にエアコンのような家電に関してはまだ家電量販店での購入を検討する人も多いです。多少価格は高くても機種選定から取付工事まで全てお任せしたい人におすすめ！

ネット通販

こんな人はネット通販を検討してみてもいいでしょう。

実はエアコンもネット通販で買える時代。家電量販店より安くお得に買いたい人におすすめです。

結局どっち？

安く買うためには圧倒的にネット通販がおススメです！

例えば・・・

ダイキンエアコン最安シリーズのEシリーズは、通販で買うと6畳用で4～5万円程度ですが、家電量販店では9～10万円程度かかります。

2024年11月時点でのダイキンEシリーズ6畳用のネット通販と家電量販店でのエアコン本体価格比較はこちら！

ネット通販				家電量販店
Amazon	楽天市場	Y!ショップ	価格.com	Joshin	ケーズ	エディオン	ヨドバシ
55500	53980	53528	48400	94800	94710	104500	100510

なんと通販の方が4～5割引きで購入可能なことが分かりました。

最後に

エアコンに換気機能は必須ではありませんが、窓開け換気の不快感を取り去ってくれます！快適な換気を求めるなら選択肢の一つとして検討してみてください。

特におススメしたい人の特徴はこちらです。

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