こんにちは!
電機メーカーでの商品開発経験9年の知識を生かして家電の紹介をしています。
今回のテーマはこちら!
エアコンの換気機能は必要か?おススメ機種3選!
- エアコンでは換気できないって聞いたけど本当?
- 換気機能付きエアコンって必要なの?
- 換気機能付きエアコンのおススメは?
- 普通のエアコンでは換気はできない
- 換気機能付きエアコンはダイキンとパナソニックが販売。
その他メーカーではオプション機能で後付け可能な機種もある - 騒音などで窓が開けられない環境や、換気時の「暑い/寒い」が嫌な方にはおススメ。
エアコンを最安で買うなら、通販で購入して取り付け工事はくらしのマーケットで依頼!
エアコンの換気機能は必要?
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/07/alen-rojnic-T1Yvmf4oleQ-unsplash.jpg)
2020年以降の換気需要の高まり
コロナ禍から始まった換気需要の高まり。
エアコンもその影響を大いに受けました。
2020年以降、換気機能を搭載したエアコンが次々と発売されたのです。
2020年、ダイキンはコロナ以前から最高級モデルに換気機能を搭載していたため唯一換気のできるエアコンとして大々的にPR。
続いて2022年モデルからパナソニックが換気機能搭載エアコンを発売。
さらに三菱電機と日立はエアコン室内機にオプションで取り付け可能な換気ユニットを発売しました。
換気って必要なの?
さて、換気換気と言われているけどエアコンに換気機能は必要なのでしょうか。
現在の建築基準法では、住宅には2時間に1回は部屋の空気が入れ替わるよう換気装置を設置することが義務づけられています。
この法律の目的は、建物の建材(塗料や断熱材など)に使われているホルムアルデヒドなど人体に有害な化学物質を吸い込むことで発症するシックハウス症候群防止です。
築浅の家には換気設備が備わっている
少なくとも2007年以降に建てられた建築物省エネ法適合住宅には換気設備が備わっているため、改めてエアコンで換気する必要はありません。
基本的に部屋に換気扇があるはずなので、そちらを運転しましょう。
窓開け換気でも問題なし
一方でそれ以前に建てられた家には、トイレや台所以外に換気扇のない家もあります。
その場合にはまず窓開け換気でOKです。
この時の注意点としては、窓を1か所開けていているだけでは意外と換気できないという点です。
風が通る道を作る必要があるため、風の通り道を意識してもう一か所窓をあけましょう。
また、トイレの換気扇などを回せば、窓から入った風がトイレから抜けていくルートができるので、自然と換気できます。
換気が難しい環境の場合はエアコン換気が有効
じゃあ換気機能付きエアコンって必要ないのでは?となりますよね。
基本的に換気設備が備わっている、もしくは窓開け換気が可能な場合にはエアコン換気機能は必須ではないです。
しかし、以下のようなケースの場合にはエアコン換気が有効です。
- 外の騒音が激しく窓を開けられない
- 窓に網戸がない
- 窓を開けると暑い/寒いのが嫌!
要は窓を開けての換気が難しい場合。
特に換気時の暑さ/寒さが嫌な人は多いのではないでしょうか。
エアコンで冷房/暖房しつつエアコンで換気することで、その不快感を軽減できます。エアコン換気で導入された新鮮な空気は、エアコンで調整された温度の室内空気と混ざって屋内に入ってくるためです。
窓を開けるとどうしても窓付近は暑い/寒いになってしまいますからね。
またエアコン換気の場合は、部屋に外の空気を送り込むので窓からのすきま風が発生しにくくなります。
窓開け換気が難しい方や嫌な方にはおすすめです!
換気機能付きエアコンのメリットとデメリット
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ここからは換気機能付きエアコンのメリットとデメリットを解説します。
換気機能付きエアコンのメリット
- 換気中も暑くない/寒くない
- 虫などの侵入のリスクがない
外から取り込んだ新鮮な空気はエアコンの風と混ざって室内に放出されるため、窓開け換気とは異なり換気中も暑くなったり寒くなることはありません。
換気機能付きエアコンのデメリット
- エアコン取り付け費用が高くなりがち
- 換気機能付きは各メーカーの高級機種のため本体代金も高額
通常のエアコン取り付けとは異なる部分があり、取り付け代金にオプション費用がかかる場合が多いですね。
実は施工が少し面倒なこともあり、エアコン取り付け業者からは嫌われているのが換気機能付きエアコンです・・・。
おススメの換気機能付きエアコン
以上をまとめると、
窓開け換気ができるのなら換気機能付きエアコンは不要。
窓を開けての換気が不可能、もしくは嫌だ、という場合には換気機能付きエアコンを選ぶようにしましょう!
ここからはおススメの換気機能付きエアコンを3機種紹介します!
- ダイキン工業 RXシリーズ
- パナソニック LXシリーズ
- ダイキン工業 VXシリーズ
順にみていきましょう。
ダイキン工業 RXシリーズ
言わずと知れた『うるるとさらら』略して『うるさら』。
ダイキン工業の最上位モデル機種で加湿できるエアコンです。
この加湿機能は外気の水分を室内に取り込んでいる=加湿しながら換気ができるという仕組みです。
つまり加湿機能の副産物として換気できているんですね。
もちろん加湿しなくても換気だけ行うことも可能。
こちらは給気と排気換気両方できる機種になります。
換気能力は下記のとおり。能力クラス(畳数)ごとに紹介します
畳数 | 換気量(m3/h) |
6 | 24 |
8 | 24 |
10 | 28 |
12 | 28 |
14 | 30 |
18 | 35 |
20 | 35 |
23 | 35 |
26 | 35 |
29 | 35 |
正直これだけでは、換気量イメージできませんよね。
例えば、トイレ換気扇の換気量は30~50m3/h程度です。
参考:パナソニックパイプファンFY-08PFRY9VD
つまりトイレ換気扇と同等か少し小さいレベルです。
通販での本体価格はこちら。
![](https://kentakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
注意点として、エアコン本体発送のみの場合は取り付け工事は行われません。
通販ショップでも取り付け工事は対応してくれますが、実は価格が少し割高なことも・・・。
そんな場合には くらしのマーケット で取り付け業者を探すのがおすすめです。
- エアコン購入店で取り付け依頼するよりも安上がり
- 豊富な口コミの中から自分の地域で評価の高い信頼できる業者を選べる
- 契約前に業者へチャットで見積もり依頼できる
エアコン取り付けでよくある「事前見積もり価格よりも実際の請求金額が高くなった」といったトラブルを回避できますし、何より事前にどんな業者が来るのかが分かるのがいいですよね。
私もくらしのマーケットにエアコン取り付けを依頼したことがありますが、安くて丁寧で大満足でしたよ!
次にエアコンを購入する際にも絶対利用しようと思います♪
口コミで評価の高い業者はすぐ予約が埋まるため早めに動くのがおススメ!
各社エアコン取り付け価格の比較はこちらの記事をご覧ください。
パナソニック LXシリーズ
こちらはパナソニックの最高級モデルエアコン。
ダイキン『うるさら』とおなじく加湿できるエアコンで、換気機能は加湿機能の副産物的扱いになります。
こちらも給気、排気両方できるタイプです。
各畳数ごとの換気量は下記のとおり。
畳数 | 換気量(m3/h) |
6 | 30 |
8 | 30 |
10 | 30 |
12 | 30 |
14 | 38 |
18 | 38 |
20 | 38 |
23 | 38 |
26 | 38 |
29 | 38 |
ダイキン『うるさら』をわずかに上回る換気量。
とはいうものの、相変わらずトイレ換気扇と大差ないレベルです。
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ダイキン VXシリーズ
VXシリーズはダイキンの換気機能付きエアコンのスタンダードモデルです。
ダイキンはうるさらのほかに、うるさらmini、VXシリーズと計3モデルに換気機能を搭載。
3モデルも換気機能付きエアコンがあるのはダイキンだけですので、エアコン換気へのこだわりが感じられますね。
なおこちらのモデルは加湿機能はついておらず、純粋な換気機能付きエアコンになります。
畳数 | 換気量(m3/h) |
6 | 20 |
8 | 20 |
10 | 22 |
12 | 24 |
14 | 25 |
18 | 27 |
ベーシックモデルということで、換気量はうるさらシリーズの3分の2程度。
機能は最小限に、冷房x暖房x換気という新しい形のエアコンです。
![](https://kentakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
換気機能付きエアコンはどこで買うのがオトク?
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/ネットvs家電量販店-1024x585.jpg)
ここまでエアコンの換気機能付きエアコンを紹介しましたが、エアコンについてはどこで買うかも重要な問題です。
それは取り付けや取り外しの工事が必要だからですね。
「家電量販店と通販どちらがいいんだろう・・・?」という方に、それぞれのメリットデメリットを簡単にお伝えします。
家電量販店派
- エアコンは大きな買い物だから、実物を見てから決めたい。
- 店員に相談して決めたい。
- 取り付けや取り外し対応まで、確実にしてくれる家電量販店がいい。
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
- エアコンはどれも同じに見えるし、実物はそこまで気にならない。
- 家電量販店よりも通販の方が安く買える。
- わざわざ出かけなくても家でポチポチするだけで買える。
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
安く買うためには圧倒的に通販がおススメです!
例えば・・・
ダイキンエアコン最安シリーズのEシリーズは、通販で買うと6畳用で5~6万円程度ですが、家電量販店では9~11万円程度かかります。
2024年6月時点でのダイキンEシリーズ6畳用のネット通販と家電量販店でのエアコン本体価格比較はこちら!
ネット通販 | 家電量販店 | ||||||
Amazon | 楽天市場 | Y!ショップ | 価格.com | Joshin | ケーズ | エディオン | ヨドバシ |
57000 | 56490 | 59673 | 55500 | 94800 | 109780 | 94400 | 113570 |
なんと通販の方3~5割引きで購入可能なことが分かりました。
![](https://kentakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
通販は不安という方もいらっしゃるかと思いますが、大手通販サイトの楽天市場とYahoo!ショッピングにはきちんと出店基準があるので安心です。
家電量販店と通販のさらなる比較はこちら。
さらにエアコンは買うだけでなく取り付け費用もかかります。
通販ショップは取り付け費用が少し割高な傾向にあるのがネック。
そんな場合には くらしのマーケット で取り付け業者を探すのがおすすめです。
- エアコン購入店で取り付け依頼するよりも安上がり
- 豊富な口コミの中から自分の地域で評価の高い信頼できる業者を選べる
- 契約前に業者へチャットで見積もり依頼できる
エアコン取り付けでよくある「事前見積もり価格よりも実際の請求金額が高くなった」といったトラブルを回避できますし、何より事前にどんな業者が来るのかが分かるのがいいですよね。
私もくらしのマーケットでエアコン取り付けを依頼したことがありますが、安くて丁寧で大満足でしたよ。
今後エアコン取り付けする際にはリピートしたいと思います♪
各社エアコン工事の価格比較はこちらの記事をご覧ください。
最後に
エアコンに換気機能は必須ではありませんが、窓開け換気の不快感を取り去ってくれます!
快適性を求めるなら選択肢の一つとして是非検討してみてください。
当サイトではエアコンに関するお得情報を発信しています。
ご不明点などがございましたらお気軽に”お問い合わせ”よりご連絡ください。
皆様からのご連絡お待ちしております!
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