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電機メーカーでの商品開発経験10年の知識を活かして、エアコンのお得情報を発信しています。
今回のテーマはこちら!
日立エアコンの凍結洗浄って何?口コミ、評判は?デメリットはないの?
エアコンの内部って掃除をしないとカビまみれになっているのをご存知でしょうか。
そんななか、日立エアコンはほぼすべてのグレードに「凍結洗浄機能」を搭載し、エアコン内部を綺麗に保つことを大々的にPRしています。
そこで今回は「凍結洗浄」にまつわる皆様の疑問にお答えします。
お忙しい方のために結論を先にお伝えします。
エアコンを最安で買うなら、通販で購入して取り付け工事はくらしのマーケットで依頼!
日立エアコンの凍結洗浄とは?
一言でいうと、”エアコン内部の汚れを凍結水で洗い流す”機能です。
順に説明しますね。
エアコン内部は一般人にはお手入れが難しい
皆さんはエアコンのお掃除したことはありますか?
多くの人は「ある」と思います。
でもそれって基本的にはフィルターのごみ掃除だけ。
でも実はフィルターをすり抜ける細かい埃は、エアコン内部に溜まっていきます。
しかし、エアコンの内部までは一般人が掃除できるように作られていません。
分解が必要ですし故障や感電などの事故にもつながりかねないので、個人で掃除することはおすすめしません。
そこで考えられたのが凍結洗浄
エアコンには吹き出す風の温度をコントロールする熱交換器という部品があります。
ここで凍結が重要なのは、溶かしたときに一気にじゃーっと水を流すことができるからです。
ユーザーがエアコンを水洗いできないのなら、エアコン自身で水を作って流せばいいじゃん!という発想ですね。
日立エアコンの凍結洗浄の頻度は?
凍結洗浄は、自動で行うことも手動で行うことも両方可能です。
それぞれの頻度を説明します。
自動凍結洗浄は約1週間に1回程度
エアコンの冷房や暖房の累積運転時間が42時間経過後、運転を停止すると自動で洗浄を開始します。
さらに上位機種の場合には、搭載されているカメラセンサで汚れが貯まりにくい環境だと検知した場合に限っては84時間まで延長するようになっています。
1日に6時間運転する場合には、ちょうど1週間に1回凍結洗浄が行われる計算です。
購入時には自動凍結洗浄機能がONとなっていますので、エアコンを停止したのに勝手に動いている・・・?ということもあるので驚かないようにしてくださいね。
途中で止めたい場合には、リモコンの停止を押せばOK。
手動凍結洗浄は自分の好きなタイミングで
エアコン停止中にリモコンの「凍結洗浄」ボタンを押すだけで、凍結洗浄が開始します。
特に夏場は凍結洗浄をすると室内の湿度がかなり上がって不快になることが想定されるため、タイミングには注意してくださいね。
日立エアコン凍結洗浄のメリットとデメリット
凍結洗浄のメリットとデメリットを解説します。
凍結洗浄のメリット
まずはメリットから。
当然ながらエアコンの内部の汚れを減らす効果はあります。
また、人がいない時を見計らって自動で行ってくれるのは素晴らしいですね。
凍結洗浄のデメリット
続いてデメリットです。
カビ対策のためには夏場の冷房運転後には毎回エアコン内部を乾燥させるのが効果的。
これは浴室の乾燥と同じことです。
凍結洗浄後も内部の乾燥運転は行われますが、週1回程度しか乾燥しないので、残りの6日はエアコン内部はカビの温床となりがちです。
カビ対策として、凍結洗浄しない日にもエアコンの乾燥運転を心掛ける必要がありますね。
日立エアコン凍結洗浄の口コミ評判
凍結洗浄の口コミや評判を集めました
まずは良い評判から
- 購入後丸3年エアコンクリーニングをした際の部品熱交換器の汚れは、他社のエアコンと比べてかなり少なかった
- 凍結洗浄のおかげか3年使用していてもカビ臭さは感じない
続いて悪い評判
- 使いはじめて2年目の夏には内部がカビまみれだった
- 凍結洗浄を行う度にかびくさい臭いがでるようになった。
良い評判と悪い評判どっちが正しい!?
これ、どっちが正しいのでしょうか。
正解はどちらも正しい。と言えます。
要は、「凍結洗浄をすることでエアコン内部の汚れが残りにくくなるけど、全くカビが生えないというわけではない」のです。
凍結洗浄でもカビゼロ状態になるわけではない、ということが頭にあれば「他社製品よりは綺麗な状態が保てている」と思うでしょうし、凍結洗浄させすればカビなんて生えない、ということが頭にあれば「結局カビまみれになった」と思うわけです。
実は凍結洗浄より内部クリーンの方が重要
ここまでで、凍結洗浄をしててもカビをゼロにできるわけではないことが分かりました。
でも・・・ちょっと待ってください。
カビの発生を抑える効果的な方法があるんです!
それがエアコンの内部クリーンです。
内部クリーンとは
どのメーカーのエアコンにも大概ついているのが内部クリーンモード。
カビの好む水や高湿度環境をなくすということですね。
日立の場合は「カビバスター」か「ヒートアタック」か「内部クリーン」
日立エアコンの内部クリーンモードの名称は他社と違って独特です。
機種によって異なるのですが、「カビバスター」か「ヒートアタック」か「内部クリーン」のどれか。
この3つの機能はエアコンの動作に多少の違いはありますが、狙っているポイントは”運転停止後のエアコン内部の乾燥”です。
冷房や除湿運転停止後に、弱い暖房運転と送風運転を行うことで内部を乾かします。
これらの機能は初期設定では無効
残念ながらこれらの内部乾燥機能は、購入時の初期設定では無効です。
凍結洗浄機能は初期設定で有効なんですけどね。
”凍結洗浄”と”内部クリーン”を掛け合わせることで、さらにカビの発生を抑制できるでしょう。
ただし、それでもカビの発生をゼロにすることはできませんのでその点はご注意を。
また、内部クリーン運転にもそれなりのデメリットはあります。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
日立の凍結洗浄機能搭載エアコンは?
ここまで日立の凍結洗浄機能についてご説明しました。
ほぼすべての日立エアコンに搭載されていますが、唯一搭載されていないのは最安グレードのAJシリーズです。
日立エアコン全機種紹介記事はこちらですので、合わせてご覧ください。
エアコンはどこで買うのがお得?
最後に、エアコンはどこで買うのがお得かを解説して終わりたいと思います。
実はどこで買うか悩ましいのがエアコンです。
それは取り付けや取り外しの工事が必要だからですね。
「家電量販店と通販どちらがいいんだろう・・・?」という方に、それぞれのメリットデメリットを簡単にお伝えします。
家電量販店派
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
安く買うためには圧倒的に通販がおススメです!
例えば・・・
日立エアコンの中で最安シリーズのAJシリーズは、通販で買うと6畳用モデルが3~4万円で購入可能です。
一方、家電量販店で販売されている日立最安エアコンはDシリーズで、6~7万円程度かかります。
2024年3月時点での日立エアコンAJシリーズ(Dシリーズ)6畳用のネット通販と家電量販店での本体価格比較はこちら!
ネット通販 | 家電量販店 | ||||||
Amazon | 楽天市場 | Y!ショップ | 価格.com | Joshin | ケーズ | エディオン | ヤマダ |
42500 | 45915 | 46779 | 38380 | 74580 | 74580 | 67400 | 67595 |
なんと通販の方が3~5割引きで購入可能なことが分かりました。
通販は不安という方もいらっしゃるかと思いますが、大手通販サイトの楽天市場とYahoo!ショッピングにはきちんと出店基準があるので安心です。
家電量販店と通販のさらなる比較はこちら。
さらにエアコンは買うだけでなく取り付け費用もかかります。
通販ショップは取り付け費用が少し割高な傾向にあるのがネック。
そんな場合には くらしのマーケット で取り付け業者を探すのがおすすめです。
エアコン取り付けでよくある「事前見積もり価格よりも実際の請求金額が高くなった」といったトラブルを回避できますし、何より事前にどんな業者が来るのかが分かるのがいいですよね。
くらしのマーケットでのエアコン取り付け体験記はこちら!
各社エアコン工事の価格比較はこちらの記事をご覧ください。
さいごに
今回は日立エアコンの凍結洗浄機能について解説しました。
皆さんのエアコン選びの参考になれば幸いです。
当ブログではエアコンにまつわるお得情報を発信しています。
ご質問などございましたらお気軽に「お問い合わせ」よりご連絡ください。
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