こんにちは
電機メーカーで商品開発を10年担当した経験を活かし、エアコンに関するお得情報を発信しております。
今回のテーマはこちら!
6畳用エアコンのおすすめランキング!工事費込みの価格は?
- 6畳用のエアコンを買う予定
- おすすめのエアコンが知りたい
- 費用の相場は?
- どこで買うのがいい?
お忙しい方のために先に結論からお伝えします
- 6畳用のエアコンは工事費込みで最安5万円代~
- 冷房/暖房だけできればOKなエアコンならどのメーカーでも大きな差はない
- 様々な便利機能がついた高級機は各社特徴があるので自分に必要なものを選ぶべし
- 安く買うなら家電量販店ではなく通販がおすすめ!
こちらではエアコンを安くお得に買うための方法もお届けしています。合わせてチェックしてみてくださいね。
6畳用エアコンの選び方
まずは6畳用エアコンの選び方を軽く解説します。
6畳用エアコンは何畳まで使える?
この手の質問はよくいただくのですが、答えは「家の断熱性能による」です。
エアコンは最小6畳用~最大29畳用まで部屋の大きさに合わせて選ぶことが重要。
小さめサイズのエアコンだとエアコンの効きが悪くなる可能性がありますし、逆に大きめのエアコンだと冷えすぎ/暖まりすぎだったり、エアコンが動いては停止を繰り返して非常に効率の悪い運転で電気代が高くなることがあります。
とは言え断熱層のない昔ながらの家と、新築で建てられるようなしっかり断熱された現代の家では必要なエアコンのパワーも全然違ってきます。
そこでエアコンの畳数の選び方の目安は・・・・
- 昔ながらの家
→6畳用エアコンは6畳の部屋まで - ここ15年以内に建てられた家
→6畳用エアコンでも14畳の部屋ぐらいまではOK
これぐらいの目安です。
6畳用エアコンの選び方
エアコンを取り付ける部屋の大きさが分かれば、次はどのメーカーのどの機種にするか?を考えなければいけません。
これだけ見れば大丈夫なように目安を作ってみました。
- 冷房暖房だけ出来ればOK
→各メーカーの最安エアコン - Wi-Fiなどの便利機能は欲しい
→各メーカーのミドルクラスのエアコン - お金をかけてでも最高級エアコンを選びたい
→各メーカーの最高級クラスのエアコン
今回はこの3つの目安でそれぞれのおすすめエアコンをご紹介します。
気になる価格もチェックしてください。
冷房暖房が出来ればOKなエアコンの工事費込み価格
まずは冷房/暖房が出来ればOK!なエアコンから。
国内で販売されているエアコンのボリュームゾーンはこのタイプのエアコンです。
つまり多くの人が「冷房暖房だけできればいいや!」と思っているということですね。
さて、ここからはおすすめエアコンを11機種一気にお伝えします!
表示価格は基本工事費込みですのでこの値段で買えてしまう人も出てくるでしょう。
相当な破格ですよ!
こちらの記事でも詳しく解説しています。
ダイキンEシリーズ
紹介する中で唯一の空調専業メーカーダイキン。安定の安心感はあります。
最安のシンプルモデルはEシリーズ。

パナソニックFシリーズ
パナソニックのエアコンEoliaのシンプルモデルはFシリーズ
実は家電量販店では取り扱っていないシリーズです。
パナソニックエアコンで最安がいい方は、通販での購入を!

三菱電機GVシリーズ
三菱電機のエアコンは通称霧ヶ峰。
シンプルモデルはGVシリーズです。

日立AJシリーズ
日立のエアコンは通称白くまくん。
シンプルモデルはAJシリーズです。

富士通Cシリーズ
富士通エアコンは通称ノクリア。
シンプルモデルのシリーズ名はCシリーズです。

シャープDHシリーズ
シャープエアコンのシンプルモデルはDHシリーズ。
シャープの空気清浄技術プラズマクラスターを搭載しています。

東芝TMシリーズ
東芝エアコンは通称大清快。
スタンダードモデルはTMシリーズです。

コロナBシリーズ
石油暖房をはじめとした暖房器具に強いコロナ。
実はリララという通称名でエアコンも販売しています。
スタンダードモデルはBシリーズ。

三菱重工Tシリーズ
三菱電機とは同じ三菱グループに属しながらエアコンに関してはライバル同士の三菱重工。
三菱重工はビーバーエアコンという通称名。
シンプルモデルはTシリーズです。

アイリスオーヤマGシリーズ
アイリスオーヤマは余分な機能をそぎ落とした、だけども必要なところはしっかり押さえたシンプル機能に特化した家電を販売するメーカーです。
他メーカーのシンプルモデルよりも一段階安く販売されています。
とにかく安いエアコンをお探しの方はアイリスオーヤマで決まり!

ハイセンスSシリーズ
エアコンは取り付け工事が必要なことから、海外メーカー単独での参入は難しいのが現状。
ただ、先に紹介した日立はアメリカ空調メーカージョンソンコントロール傘下の海外資本会社、東芝は中国家電メーカー美的集団傘下の海外資本会社が製造しており、一見日本メーカーに見えますが実は海外メーカーが進出してきています。
そんな中、中国の白物家電メーカーハイセンスは日本でもハイセンスの名前でエアコン販売も行っています。
アイリスオーヤマと並ぶ安さ重視のエアコンです!

便利機能がついたエアコンの工事費込み価格
続いては、「冷房暖房ができる」だけでなく、便利機能がついて使い勝手がかなりよくなったエアコンの紹介です。
おススメの便利機能はこちら!
- 無線LAN機能
- フィルター自動お掃除機能
- 再熱除湿機能
聞きなれない機能もあるでしょう。
特に再熱除湿って何・・・?
これらおススメ機能の詳細はこちらの記事をご覧くださいね。
誰にでも分かるように詳しく解説しています。
ここからはおススメ機種4選をご紹介します。
ダイキンFXシリーズ
ダイキンは国内唯一の空調専業メーカー。
加湿のできるエアコンうるるとさららで有名ですね!
今回紹介するFXシリーズは加湿機能はなくとも、おすすめ3機能を含む多彩な機能がそろっています!

三菱JXVシリーズ
三菱エアコン霧ヶ峰。
三菱JXVシリーズは2022年度までは再熱除湿機能とフィルタ自動お掃除機能は付いていたもののWi-Fi機能がありませんでした。
この度2023年度モデルよりWi-Fi機能も搭載です!

日立Vシリーズ
日立のエアコンは白くまくん。
今回おすすめしている再熱除湿機能を初めて搭載したのは日立なんです。
それもあって除湿には力を入れている印象。
今回紹介する4機種の中では最安でまさにコスパ最強です!

富士通Zシリーズ
富士通のエアコンはノクリア。
ノクリアと言えば加熱除菌で有名ですね。
3つのおすすめ機能搭載エアコンはZシリーズです。

各メーカーの最上級エアコンの工事費込み価格
各エアコンメーカーは、少しでもライバル会社に差をつけるために様々な独自機能を搭載した最高級グレードのエアコンを販売しています。
こ最上級グレードは各メーカーの特色が分かりやすく出るため、どのエアコンにするかはユーザーのお好み次第ということになります。
ここからは、各社の最上級エアコンの特徴、価格をご紹介します。
三菱電機Zシリーズ
三菱電機最上位モデルZシリーズの特徴は、なんといっても充実のセンシング機能です。
エモコアイと、ムーブアイmirA.I.+の2つのセンサを搭載。
名前だけじゃ意味不明なので解説していきます!
エモコアイとは
2023年度モデル初搭載のバイタルセンサーです。
エモコアイは人の脈波を非接触で測るドップラーセンサーの技術を活用したもの。
人は脈と同時に微細な振動を起こしているのですが、その振動を検知することが可能なセンサーなんです。
詳しくはこちらの開発元プレス記事をどうぞ!
脈波の間隔やゆらぎを解析することで、その人の「リラックス度」「眠気度」「疲労度」といった気持ちを推定し、エアコンの温度や気流を自動で調整してくれます。
ムーブアイmirA.I.+とは
ムーブアイmirA.I.+は簡単に言うと赤外線カメラ。
お部屋や人の温度分布を見える化して気流を自動で調整します。
例えば「人の手が冷えている」ことを検知したらその人に向けて温風を届ける、「気流が届きにくい場所」を検知すると風向きを自動調整して気流が届くルートを探し出す。
といった具合です。
何もかも自動運転が当たり前になってきた世の中。
自動運転に欠かせないセンシング性に関しては三菱が一歩リードしていると感じます。
リモコンで温度設定せずとも体感温度の違う一人一人が快適に過ごせる環境づくりが三菱電機の目指すところです。

パナソニックLXシリーズ
パナソニックエアコンの一番の推しポイントはお部屋の空気清浄機能ナノイーXです。
ナノイーXとは
パナソニックのナノイー技術はエアコンだけじゃなく、ドライヤーや空気清浄機など様々な製品に搭載されています。
その正体は、大量のOHラジカルを含んだ水分。
OHラジカルは様々な有害物質の持つ水素を奪って無力化してくれます。
※有害物質とはカビや花粉、PM2.5、菌、ウイルスのこと
日本にいる限り花粉とは一生付き合っていかなければなりませんから、特に花粉症の方にはおススメの機能です。

ダイキンR(RX)シリーズ
ダイキン最上位モデルはRシリーズ(家電量販店モデル)、RXシリーズ(住宅設備用モデル)の愛称はうるるとさらら。
うるる=加湿、さらら=除湿、で名前の通り湿度に関して力を入れているメーカーです。
一般的に人の健康に良いとされる湿度は40~60%です。低すぎるとウィルス活発化しますし、高すぎるとカビ菌が活発化するためです。
温度ばかりに気が行きがちですが湿度コントロールも重要なんです。
うるる加湿とは
普通の加湿器では必須の給水が一切不要な加湿方式。
水を入れる手間がかからないことが最大の利点で、さらに室外の水分を室内に取り入れることから換気も同時にできるという特徴があります。
20年近くダイキンのオンリー機能でしたが、2022年からパナソニックが無給水加湿機能を新搭載してきました。
それでも20年間先行してきたという安心感は強いです。
さらら除湿とは
高温多湿の日本においては、ただ冷房しているだけでは60%を維持することは難しいです。
そこで重要となるのが、エアコンの除湿(ドライ)機能。
さらら除湿は他社と比較してもNo.1の除湿能力を誇ります。
詳細はこちら!

日立X(XJ)シリーズ
日立の最上位モデルはXシリーズ(家電量販店モデル)、XJシリーズ(住宅設備モデル)。
エアコンは水分と栄養がたっぷり揃ったカビにとってはパラダイスな場所です。
日立XJシリーズははそんなエアコンを清潔に保つための機能が盛りだくさん!
エアコン清潔機能
ひとつは凍結洗浄機能。
室内機は様々な部品から構成されていますが、特に空気を暖めたり冷やしたりするエアコンの根幹部分を担う熱交換器は汚れが付着しやすいです。
凍結洗浄は、熱交換器を一度55℃まで温めて油汚れをはがし、続いて-15℃まで凍結させて汚れを捕まえ、最後に氷を一気に溶かして洗い流します。
その他には、室内機のファンを自動でお掃除するロボットが付いていたり、室内機のいたるところに銅合金の部品を使用することでカビが付着しにくい工夫がなされています。

エアコンはどこで買うのがオトク?
さて、6畳用エアコンについて紹介しました。
ここまで読んで「次に買うのはこのエアコンにしよう!」と思っていただければ幸いです。
しかし、エアコンについてはどこで買うかも重要な問題。
取り付けや取り外しの工事が必要だからです。
「家電量販店と通販どちらがいいんだろう・・・?」とお悩みの方のために、それぞれの特徴をお話しします。
家電量販店派
- エアコンは大きな買い物だから、実物を見てから決めたい。
- 店員に相談して決めたい。
- 取り付けや取り外し対応まで、確実にしてくれる家電量販店がいい。
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
- エアコンはどれも同じに見えるし、実物はそこまで気にならない。
- 家電量販店よりも通販の方が安く買える。
- わざわざ出かけなくても家でポチポチするだけで買える。
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
このサイトに辿り着きエアコンについて自分で調べる元気のある方は、通販をおススメします!
わざわざ店員さんに相談して決めなくても、自分で情報を集められているのですから。
同じものでも安く買える通販の方が絶対にオトク!
こちらでより詳しく家電量販店と通販の比較をしていますので、是非ご覧ください。
実は家電量販店と通販では、同じメーカーでも販売しているエアコンに違いがあることをご存知でしたでしょうか。
何が違うのか・・・?こちらをご覧ください!
さいごに
今回は6畳用エアコンを格安モデル~最上級モデルまで幅広く紹介しました。
エアコンは購入したら10年程度は使い続けるもの。
値段もそこそこしますので、後悔のない買い物をしてくださいね。
本ブログではエアコンのお得情報を中心に発信しています。
少しでも疑問に思うことがございましたら「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡くださいね。現在すべてのご質問にお答えしております。
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