こんにちは。
電機メーカーでの商品開発経験9年の知識を活かして家電の紹介をしています。
今回のテーマはこちら!
最上位モデルのエアコン機能を徹底比較!おすすめメーカーは?
- リビングエアコンは最上位モデルで便利&快適に過ごしたい!
- 最上位モデルにはどんな機能があるの?おすすめは?
お忙しい方のために結論を先にお伝えします!
- 大手メーカー最上位モデルの特徴!
①三菱電機:センシング性能重視
②パナソニック:空間空気清浄性能重視
③ダイキン:湿度性能重視
④日立:エアコン清潔性能重視
エアコンの選び方でお悩みの方はこちらも合わせてどうぞ!
エアコンの最上位モデルは何がすごい?

日本の大手エアコンメーカーは家庭用で5~10種類のモデルを販売しています。
そんな中でも今回ご紹介するのは、各メーカーの最上位モデル!
フラグシップモデルという呼び方をされることもあります。
家電量販店でずらっと並んでいるエアコンを見ただけじゃ何がすごいのか分からないですよね。
- 省エネ性がダントツ!
- 冷房/暖房以外の付加機能がスゴイ!
今回ご紹介するのは、2の付加機能について。
省エネ性についてはこちらの記事をどうぞ!
各社様々な付加機能を付けてエアコンに特徴を持たせています。
ここからはそんな最上位モデルの付加機能を各メーカー毎に紹介!
最上位モデルエアコンの機能と値段を一挙紹介!
ここからは各メーカー毎に、最上位モデルのイチオシ機能を紹介!
あなたが欲しい機能はどれですか?
三菱電機Zシリーズ
三菱電機最上位モデルZシリーズの特徴は、なんといっても充実のセンシング機能です。
エモコアイと、ムーブアイmirA.I.+の2つのセンサを搭載。
名前だけじゃ意味不明なので解説していきます!
エモコアイとは
2023年度モデル初搭載のバイタルセンサーです。
エモコアイは人の脈波を非接触で測るドップラーセンサーの技術を活用したもの。
人は脈と同時に微細な振動を起こしているのですが、その振動を検知することが可能なセンサーなんです。
詳しくはこちらの開発元プレス記事をどうぞ!
脈波の間隔やゆらぎを解析することで、その人の「リラックス度」「眠気度」「疲労度」といった気持ちを推定し、エアコンの温度や気流を自動で調整してくれます。
ムーブアイmirA.I.+とは
ムーブアイmirA.I.+は簡単に言うと赤外線カメラ。
お部屋や人の温度分布を見える化して気流を自動で調整します。
例えば「人の手が冷えている」ことを検知したらその人に向けて温風を届ける、「気流が届きにくい場所」を検知すると風向きを自動調整して気流が届くルートを探し出す。
といった具合です。
何もかも自動運転が当たり前になってきた世の中。
自動運転に欠かせないセンシング性に関しては三菱が一歩リードしていると感じます。
リモコンで温度設定せずとも体感温度の違う一人一人が快適に過ごせる環境づくりが三菱電機の目指すところです。

パナソニックLXシリーズ
パナソニックエアコンの一番の推しポイントはお部屋の空気清浄機能ナノイーXです。
ナノイーXとは
パナソニックのナノイー技術はエアコンだけじゃなく、ドライヤーや空気清浄機など様々な製品に搭載されています。
その正体は、大量のOHラジカルを含んだ水分。
OHラジカルは様々な有害物質の持つ水素を奪って無力化してくれます。
※有害物質とはカビや花粉、PM2.5、菌、ウイルスのこと
日本にいる限り花粉とは一生付き合っていかなければなりませんから、特に花粉症の方にはおススメの機能です。

ダイキンR(RX)シリーズ
ダイキン最上位モデルはRシリーズ(家電量販店モデル)、RXシリーズ(住宅設備用モデル)の愛称はうるるとさらら。
うるる=加湿、さらら=除湿、で名前の通り湿度に関して力を入れているメーカーです。
一般的に人の健康に良いとされる湿度は40~60%です。低すぎるとウィルス活発化しますし、高すぎるとカビ菌が活発化するためです。
温度ばかりに気が行きがちですが湿度コントロールも重要なんです。
うるる加湿とは
普通の加湿器では必須の給水が一切不要な加湿方式。
水を入れる手間がかからないことが最大の利点で、さらに室外の水分を室内に取り入れることから換気も同時にできるという特徴があります。
20年近くダイキンのオンリー機能でしたが、2022年からパナソニックが無給水加湿機能を新搭載してきました。
それでも20年間先行してきたという安心感は強いです。
さらら除湿とは
高温多湿の日本においては、ただ冷房しているだけでは60%を維持することは難しいです。
そこで重要となるのが、エアコンの除湿(ドライ)機能。
さらら除湿は他社と比較してもNo.1の除湿能力を誇ります。
詳細はこちら!

日立X(XJ)シリーズ
日立の最上位モデルはXシリーズ(家電量販店モデル)、XJシリーズ(住宅設備モデル)。
エアコンは水分と栄養がたっぷり揃ったカビにとってはパラダイスな場所です。
日立XJシリーズははそんなエアコンを清潔に保つための機能が盛りだくさん!
エアコン清潔機能
ひとつは凍結洗浄機能。
室内機は様々な部品から構成されていますが、特に空気を暖めたり冷やしたりするエアコンの根幹部分を担う熱交換器は汚れが付着しやすいです。
凍結洗浄は、熱交換器を一度55℃まで温めて油汚れをはがし、続いて-15℃まで凍結させて汚れを捕まえ、最後に氷を一気に溶かして洗い流します。
その他には、室内機のファンを自動でお掃除するロボットが付いていたり、室内機のいたるところに銅合金の部品を使用することでカビが付着しにくい工夫がなされています。

エアコンはどこで買うのがオトク?
さて、各社最上位クラスのエアコンについて紹介しました。
ここまで読んで「次に買うのはこのエアコンにしよう!」と思っていただければ幸いです。
しかし、エアコンについてはどこで買うかも重要な問題。
取り付けや取り外しの工事が必要だからです。
「家電量販店と通販どちらがいいんだろう・・・?」とお悩みの方のために、それぞれの特徴をお話しします。
家電量販店派
- エアコンは大きな買い物だから、実物を見てから決めたい。
- 店員に相談して決めたい。
- 取り付けや取り外し対応まで、確実にしてくれる家電量販店がいい。
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
- エアコンはどれも同じに見えるし、実物はそこまで気にならない。
- 家電量販店よりも通販の方が安く買える。
- わざわざ出かけなくても家でポチポチするだけで買える。
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
このサイトに辿り着きエアコンについて自分で調べる元気のある方は、通販をおススメします!
わざわざ店員さんに相談して決めなくても、自分で情報を集められているのですから。
同じものでも安く買える通販の方が絶対にオトク!
こちらでより詳しく家電量販店と通販の比較をしていますので、是非ご覧ください。
実は家電量販店と通販では、同じメーカーでも販売しているエアコンに違いがあることをご存知でしたでしょうか。
何が違うのか・・・?こちらをご覧ください!
さいごに
各社の最上級モデルの機能をご紹介しました。
エアコンは冷房/暖房ができるだけではありません!
是非あなたにぴったりなエアコンうぃ見つけてくださいね。
何か分からないことや聞きたいことがありましたら、「お問合せ」または「コメント」からお気軽にメッセージをください。(すべて返信しております!)
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
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