こんにちは
電機メーカーでの商品開発経験10年の知識を活かして、エアコンのお得情報を発信しています。
今までに受けた相談(選び方、使い方など)はついに100件を超えました!
さて、今回のテーマはこちら!
エアコンの選び方完全ガイド!絶対失敗しない簡単3ステップ
自分にあったエアコンの選び方が知りたい!
この記事を読めば家電量販店に行かなくても誰でも自分でエアコン選びができてしまいます。
コツはこちらの3ステップ。
- 取り付ける部屋の畳数を知ろう
- エアコン選びの軸からどれを買うか決めよう
- どこで買うのかを決めよう
ステップ1.取り付ける部屋の畳数を知ろう
エアコンは製品単品では完結せず、部屋全体を冷やしたり温めたりする家電。
大きい部屋には冷暖房能力の高いエアコンが必要ですが、小さい部屋には小さいエアコンで十分です。
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/05/実際の家電量販店-1024x705.jpg)
家電量販店では基本的には畳数別にエアコンが並べられています。
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-1.png)
またカタログにもちゃんと畳数の目安が書いています。
基本的には小さい畳数のエアコンほど安いので、適切な畳数を見極めることが後悔しないエアコン選びの第一歩です。
ステップ2.エアコン選びの軸を決めよう
エアコンの畳数を絞れたら、ここからが本番です。
あなたはエアコンに何を求めますか?
- 価格
- 省エネ性
- 機能
- デザイン
- メーカー
この中でピンときた軸から選ぶといいでしょう。
ただし、省エネ性が高く高機能なエアコンは価格も高くなります。
価格
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こちらを全く考えない人はいないんじゃないでしょうか。
安いに越したことはないですよね!
価格を最重視する方には、冷房・暖房ができるだけの最小限の機能を備えたシンプルエアコンがおススメです。
「エアコンは冷房・暖房だけ出来ればいい」という方はこちらを最優先しましょう。
大手エアコンメーカー各社がシンプルエアコンを販売しています。
省エネ性
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/11/省エネエアコン-1024x585.jpg)
エアコンは家庭で使用する電化製品の中でも消費電力の高い部類に入ります。
省エネ性の高いエアコンは、シンプルエアコンより製品価格が高くなりますが日々の電気代は抑えられます。
リビングなど長時間使用する場合には、10年もあれば購入時の価格差は電気代で取り返せることも。
エアコンの省エネ性を表す指標は通年エネルギー消費効率(APF)と言い、カタログに記載されています。
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-1.png)
こちらはエアコン大手メーカーダイキンの省エネモデル。
通年エネルギー消費効率は7.1で、年間消費電力量は1066kWhです。
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/image-2.png)
一方こちらはダイキンの格安モデル。
通年エネルギー消費効率は4.9で、年間消費電力量は1544kWhです。
省エネモデルと格安モデルの年間消費電力の差は約500kWh。
1kWh=27円として、省エネモデルの方が年間14000円も安くなります。
10年間使い続ける場合にはなんと14万円の差。
初期費用も重要ですが、ランニングコストを含めたトータル費用で考える必要がありますね。
機能
エアコンは省エネ性が高い機種ほど機能も充実します。
ここでは「これは便利!」という機能を5つ紹介!
Wi-Fi機能
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/11/スマホ操作イメージ.jpg)
最近は様々な家電がWi-Fi対応してきていますが、エアコンもその一つ。
中には、「それをWi-Fi対応しても・・・」という家電も多いのですが、エアコンはWi-Fi対応する価値ありです。
特に、外から遠隔操作でON/OFFできるのが大きいです。
経験談ですが、エアコンの消し忘防止、家に着く前のエアコンONは、めんどくさがりな私にとって必須機能になっています(笑)
効率化を図りたい方には是非検討していただきたい機能です!
再熱除湿機能
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/空気清浄機能イメージ-1024x585.jpg)
あまり聞きなれない言葉じゃないでしょうか。
簡単に言えば、温度はそのままで湿度だけを下げる機能です。
実は通常の除湿機能では、除湿すると温度まで下がってしまいます。
再熱除湿なら、除湿して湿度と温度を下げた空気を再加熱して温度だけをもとに戻します。
梅雨時期や夏場のジメジメをなんとかしたい方にはおススメの機能です!
フィルター自動お掃除機能
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/11/エアコンフィルター-1024x507.jpg)
みなさんはエアコンのフィルターをちゃんと掃除していますか?
エアコンの使用時間が長いと、フィルターには2週間でも結構埃が溜まります。
でもそんな頻度でフィルター掃除なんてやってられませんよね。
そんな時に役立つのが、フィルター自動お掃除機能。
運転終了時に毎回フィルターお掃除ロボがフィルターを掃除して、埃をダストボックスにためていってくれます。
ダストボックスは数年間分の埃ぐらいは収納可能となってるため、年に1回程度ダストボックスのにたまった埃を取ればOKですよ。
お掃除を楽にしたい方にはおススメの機能です!
無給水加湿機能
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/加湿器-1024x585.jpg)
冬場のエアコン暖房の欠点は乾燥です。
これが理由でエアコン暖房を嫌う人もいるくらいです。
そこで加湿器が必須なわけですが、水の給水って地味に面倒ですよね。
そんな方におすすめなのが、給水不要な加湿機能を搭載したエアコンです。
外の水分を室内に取り込んで加湿するため面倒な給水が不要でノンストレスですよ!
センシング機能
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最後に紹介するのはセンシング機能です。
エアコンのデメリットとしてよく聞かれるのが風が直接当たること。
赤外線センサーを搭載したエアコンでは、人の居場所を特定して人に風が当たらないように制御したり、風が届きにくい場所を把握して風向を自動調整したりできます。
また、人を表面温度も検知して『暑い』『寒い』を判定し、その人にピッタリの温湿度環境を実現してくれます。
エアコンの風が苦手な方には特におススメの機能ですね!
デザイン
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/06/おしゃれなエアコン-1024x585.jpg)
エアコンの室内機ってどの機種も同じだと感じませんか?
どれも白がベースで少し丸みがかった横長の直方体。
そんな中、珍しいながらも黒や青、グレーといった珍しい色のデザイン特化型のエアコンもわずかながら存在します。
エアコンを部屋にマッチさせたいおしゃれさんにはとてもおススメです。
メーカー
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2023/08/家電量販店エアコンコーナー.jpg)
最後にどのメーカーにするかを重視する方。
家電と言えば中韓メーカーが安さを武器に進出してきているイメージがあると思いますが、エアコンに関してはまだ国内メーカーがほとんどです。
大手と言えば、パナソニック、ダイキン、三菱電機、日立、富士通あたりが有名どころ。
家電を同一メーカーでそろえたい場合や、お気に入りのメーカーがある場合などは、まずメーカーを決まてしまいましょう。
- パナソニック:ナノイーXによる空気浄化機能
- ダイキン:うるさら無給水加湿機能
- 三菱:ムーブアイによる快適センシング機能
- 日立:エアコン本体の自動清掃機能
- 富士通:お湯の力で熱交換器加熱除菌機能
格安モデル~最上級モデルまで、各社おのおの4モデル以上のラインナップを揃えていますが、格安モデルではどのメーカーも性能、機能、価格に大差ないのが本音です。
最上級モデルになると独自機能を搭載して各々が差別化を図っています。
近年はコロナの影響で換気や清潔を追求したエアコンが増えていましたが、今後どのようなトレンドとなるか注目ですね!
ステップ3.どこで買うか決めよう
![](https://kentakablog.com/wp-content/uploads/2024/02/ネットvs家電量販店-1024x585.jpg)
ステップ2で買いたいエアコンが決まったら、どこで買うかを決めましょう。
選択肢は大きく2つ。家電量販店か通販か。
それぞれの特徴はこちらです。
家電量販店 | ネット通販 | |
---|---|---|
メリット | ・店員に相談可能 ・量販店独自ポイント還元あり ・価格交渉による値引き可能 ・複数台購入時の割引あり | ・スマホひとつで購入可能 ・溜まったポイントの使い道が多い ・家電量販店よりも価格が安い ・購入時の納得性が高い |
デメリット | ・通販より価格が高め ・ポイントの使い道が少ない ・店が売りたい商品に流されるかも | ・自分で商品の知識を仕入れる必要あり ・価格交渉は原則不可&複数台割引なし ・商品発送のみで取り付け不可な場合あり |
それぞれのおすすめ特徴を詳しく見ていきましょう!
家電量販店派
- エアコンは大きな買い物だから、実物を見てから決めたい。
- 店員に相談して決めたい。
- 取り付けや取り外し対応まで、確実にしてくれる家電量販店がいい。
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
- エアコンはどれも同じに見えるし、実物はそこまで気にならない。
- 家電量販店よりも通販の方が安く買える。
- わざわざ出かけなくても家でポチポチするだけで買える。
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
安く買える通販が圧倒的におススメです。
例えば・・・
ダイキンエアコン最安シリーズのEシリーズは、通販で買うと6畳用で5~6万円程度ですが、家電量販店では9~11万円程度かかります。
2024年6月時点でのダイキンEシリーズ6畳用のネット通販と家電量販店でのエアコン本体価格比較はこちら!
ネット通販 | 家電量販店 | ||||||
Amazon | 楽天市場 | Y!ショップ | 価格.com | Joshin | ケーズ | エディオン | ヨドバシ |
57000 | 56490 | 59673 | 55500 | 94800 | 109780 | 94400 | 113570 |
なんと通販の方3~5割引きで購入可能なことが分かりました。
![](https://kentakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
通販は不安という方もいらっしゃるかと思いますが、大手通販サイトの楽天市場とYahoo!ショッピングにはきちんと出店基準があるので安心です。
家電量販店と通販のさらなる比較はこちら。
さらにエアコンは買うだけでなく取り付け費用もかかります。
通販ショップは取り付け費用が少し割高な傾向にあるのがネック。
そんな場合には くらしのマーケット で取り付け業者を探すのがおすすめです。
- エアコン購入店で取り付け依頼するよりも安上がり
- 豊富な口コミの中から自分の地域で評価の高い信頼できる業者を選べる
- 契約前に業者へチャットで見積もり依頼できる
エアコン取り付けでよくある「事前見積もり価格よりも実際の請求金額が高くなった」といったトラブルを回避できますし、何より事前にどんな業者が来るのかが分かるのがいいですよね。
私もくらしのマーケットでエアコン取り付けを依頼したことがありますが、安くて丁寧で大満足でしたよ。
今後エアコン取り付けする際にはリピートしたいと思います♪
各社エアコン工事の価格比較はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回はエアコンの選び方を解説しました。
当サイトでは皆さんが納得できるエアコンのために様々な情報を発信しています。
是非とも納得いくエアコン選びをしてくださいね!
疑問がございましたらどんな些細なことでも結構ですので「お問い合わせ」よりご連絡くださいね。全て返信させていただいています。
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