こんにちは。エアコンの選び方、買い方、使い方に関するお得情報を発信しているエアコンオタクの「そよまる」です。

今までに受けたエアコンの相談件数100件超え!
今回のエアコンテーマはこちら!
買ってはいけないエアコンメーカーを家電製品開発者が暴露します

今度エアコンを買い替えるんですが、やめといた方がいいエアコンってありますか?

実はポイントが3つあるから、今回はそこを解説しますね!
- エアコン購入を検討中。買ってはいけないメーカーは避けたい。
- 逆におすすめメーカーも知りたい!
結論を先にお伝えします!
- 買うのをおすすめしないメーカーの特徴
①シェアが低い
②プライベートブランド
③海外ブランド - おすすめのエアコンメーカーTOP5
①ダイキン
②パナソニック
③三菱電機
④日立
⑤富士通ゼネラル
エアコン取付費用はチャットで簡単無料見積もり
エアコン購入店の取付よりも安くてお得!
公式サイト:https://curama.jp/aircon-install/
買ってはいけないエアコンメーカーの特徴3選

日本でエアコンを製造・販売しているメーカーは実は10以上あります。

家電量販店でエアコンを見ても正直違いが分からないです・・・
そんな方のために、買ってはいけないエアコンメーカーの3つの特徴をお伝えします。
- シェアが低いメーカー
- プライベートブランド
- 海外メーカー
順に説明していきます。
①シェアが低い
シェアが低い=あまり売れていないということです。
メーカーの商品開発のアイデアは、実際のユーザーの声から生まれます。

シェアが低いとユーザーの声が集まらないから、いい商品づくりに繋がりにくいんです。
エアコンは有名メーカーも多いです。そんな中で聞いたことのないメーカーをあえて選ぶのは避けた方がいいでしょう。
「冷房・暖房だけできればOK!」の価格の安いエアコンであればどこのメーカーでも大した差はありませんが、「リビングにはいいエアコンを付けたい!」という場合には、大手メーカーを選ぶことをおすすめします。

大手メーカーってどこなんだろう?
少しデータが古いですが、2015年度の家庭用ルームエアコンの国内シェアランキングを紹介しておきますね。
- 1位:パナソニック(22.4%)
- 2位:ダイキン工業(18.1%)
- 3位:三菱電機(15.1%)
- 4位:日立(14.9%)
- 5位:富士通ゼネラル(10.0%)
(出典:業界地図2017年度版)
2020年度以降は、ダイキン工業がパナソニックを逆転して首位になるという変化はあるものの、この上位5社で80%のシェアを占めるという状況に変わりはありません。

人気の大手5社を選ぶのが無難な選択でしょう。
②プライベートブランド

プライベートブランドって何ですか?
プライベートブランドとは、製造者はエアコンメーカー、販売元が小売販売店となるケースです。
エアコンメーカーにとっては生産設備の稼働率上昇による生産効率UPが見込め、小売販売店にとっては大規模な設備投資なしに製品を製造できます。

うまくいけば製造者、販売元ともにメリットのある手法!
有名どころではヤマダ電機、ニトリのプライベートブランドエアコンなどが挙げられます。

あれって、製造元は別のエアコンメーカーなんですね!
公開こそされていませんが、国内国外のエアコンメーカーが製造元となっているでしょう。
ヤマダ電機のエアコンは中国メーカーハイセンスのエアコンとデザインが非常に似ており、ハイセンスが製造元であると推測されます。

ハイセンスだったら問題なさそうだけど・・・?

プライベートブランドの問題は、修理サポート体制が見えにくいことなんです。
”故障時の対応は製造元と販売元のどちらが行うのか?どう連携を取るのか?”
エアコンは買って終わりというわけではりません。
取付工事も必要で、他の家電と比べてもより丁寧なサポートが必要となるため、サポート体制の整ったメーカーのエアコンの方がおすすめです。
③海外メーカー
現在日本でエアコンを販売している海外メーカーはこちら。
- ハイアール
- ハイセンス

意外と少ないんですね!
決してこの2社が全くダメというわけではありません。
世界のエアコン市場シェアランキング(2023年度)は、
- 1位:ダイキン工業
- 5位:三菱電機
- 9位:ハイアール
- 10位:パナソニック
- 11位:ハイセンス
で、世界を見渡せばハイアールもハイセンスもTOP10入りするぐらいの超大手メーカーです。

大手企業なのになぜおすすめしないんですか?

日本向けのエアコンにそこまで力を入れられないからです。
ハイアールやハイセンスの主戦場は日本とは別の地域。
夏は蒸し暑く冬は寒い、日本独特の気候に向いたエアコンの開発に取り組めるという点で、やはり日本メーカーは強いです。

ただ、海外メーカーの安価な価格は魅力的!
コスト競争力では、大量生産が得意な中国メーカーは強いです。
「普通に冷房暖房だけできればいい」というエアコンをお探しの方は、海外メーカーも視野に入れて問題はありません。

多機能を求めないなら海外メーカーでもOKなんですね!
余談ですが、国内メーカーに見えても海外メーカー資本というパターンも結構あります。
東芝のエアコンは、中国美的集団(世界シェア2位)と東芝の2社の合弁会社東芝ライフスタイル株式会社が商品開発を行い、製造は米国キヤリア(世界シェア6位)と東芝2社の合弁会社東芝キヤリアが行っています。
SHARPは台湾鴻海精密工業の子会社なので海外資本のメーカーになります。
日立についても、少し前まではアメリカのジョンソンコントロール(世界シェア8位)との合弁会社「ジョンソンコントロールズ日立空調」でした。この会社が2024年にドイツのボッシュ(世界シェア7位)に売却されました。日立はエアコン「白くまくん」ブランドを提供し、今までは変わらないエアコンを提供しています。
安い冷房暖房だけできるエアコンならどこでもOK
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、結局は大手有名メーカーを選ぶのが無難ということです。

初耳のメーカーの安いエアコンを見つけたんだけどなぁ・・・残念・・・
ここまで読み進めた人の中には、こう感じた方もいるはず。
でも実は・・・・

冷房暖房だけ出来ればいいのであれば、どこのメーカーでもいいですよ!
冷房暖房ができればとにかく安いエアコンがいいという方は、そこまでメーカーにこだわる必要はありません。
その理由は、どこのメーカーも最低限の省エネ性と最低限の機能のエアコンのため差がないからです。
日本で販売されている安い最低限のエアコンはこちらの記事でまとめましたので、合わせてご覧くださいね。
≫エアコンは安いので十分という方におすすめな機種を紹介!

じゃあ高省エネ高機能なエアコンを付けたいという人はどうするのがいいの?
こういう方は、やはりシェアが高く有名どころのメーカーがいいです。
研究開発にお金を回す余力が生まれ、よりよい製品を作ることができるからです。またサービスや故障時の対応もスムーズです。

具体的なおススメメーカーは後で解説します!
買うのに注意が必要なエアコンもある
おススメしないわけではないけど、「購入の際には注意を要する」というエアコンもあります。
①フィルター自動お掃除機能付きエアコン


フィルター自動お掃除って?

エアコン上部についているフィルターの埃を自動でお掃除できるエアコンです。
大手メーカーなら半数以上の機種がフィルター自動お掃除機能付きエアコンです。

え?掃除の手間も省けそうでいいじゃん!
フィルター掃除の回数を減らせるため確かに便利機能なのですが・・・。こんな問題があります。
- フィルター自動お掃除が付いていても、エアコン内部のクリーニングは必要。
- 自動お掃除付きエアコンは業者のクリーニング代金が高め。
フィルター自動お掃除機能が付いていないエアコンと比べても構造が複雑なため、クリーニング代金が高めに設定されているんです。

クリーニング作業が大変なため、業者からも嫌われる傾向にあります・・・。
エアコンクリーニングを定期的に行う方は要注意ですね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
≫フィルター自動お掃除エアコンは必要?不要?

私はずぼらなのでお掃除機の付きエアコンを使っています。便利ですよ!
②加湿機能付きエアコン

ダイキンとパナソニックの最上位機種は加湿機能を備えたエアコンです。
≫≫加湿機能付きエアコンのメリット&デメリットは?

聞いたことある!一度は試してみたかったんです!

ちょっと気を付けた方がいいかも・・・。
従来の加湿器のような給水が不要な加湿システムで、とにかく便利ではあるのですが、取り付けが通常のエアコンと比べると複雑で難しいです。
そのため、これらの機種の場合には取り付け料金が割高に設定されていることも。
場合によってはそもそも取り付けができない場合もありますので、加湿機能付きエアコンを購入する前には、取り付けが可能か?を先に業者に確認しておくことをおススメします。
おすすめのエアコンメーカー5選

ここまで、おすすめしないエアコンメーカーの特徴を3つご紹介してきました。

ダメなメーカーは分かったけど、具体的にどれを選べばいいかも教えて!

今回は5社に絞ってお伝えしますね!
- ダイキン工業
- 三菱電機
- パナソニック
- 日立
- 富士通ゼネラル
国内シェア上位5社。機能性や省エネ性に優れたエアコンを探すなら、この5社から選ぶことをおすすめします。
ダイキン工業
国内シェアNo.1の空調専業メーカーです。加湿のできるエアコン”うるさら”が有名ですね。
CMもよく見かけるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。温度だけでなく湿度のコントロールも得意なメーカーです。
寒冷地向けエアコンを除くとご覧の全8機種をラインアップしています。

全機種の特徴をこちらの記事に書いていますので、是非ご自身にぴったりなエアコンを見つけてください。
三菱電機
三菱電機のエアコンブランド名は”霧ヶ峰”。CMでもよく見かけると思います。
センサーで人を見てその人にぴったりな温度環境を整える、自動運転の領域が得意なメーカーです。
寒冷地向けエアコンを除くとご覧の7機種をラインナップしています。

全機種の特徴をこちらの記事に書いていますので、是非ご自身にぴったりなエアコンを見つけてください。
パナソニック
総合家電メーカーのパナソニックのエアコンは”エオリア”。
これ!といったとびぬけた特徴は少ないのですが、なんでもそつなくできる、平均点の高さが売りです。
寒冷地向けエアコンを除くとご覧の9機種をラインナップしています。

全機種の特徴をこちらの記事に書いていますので、是非ご自身にぴったりなエアコンを見つけてください。
日立
先ほどご紹介した通り2024年にドイツメーカーのボッシュに買収されたものの、日立ブランドは継続しており、まだまだ安心して購入することができます。

これからの動向には注目しておきましょう!
日立エアコンのブランド名は「白くまくん」
一番の強みはカビなどで汚れがちなエアコン内部の清潔機能が最も充実している点で、「凍結洗浄」という独自の洗浄技術でエアコンを清潔に保ちます。
寒冷地向けエアコンを除くとご覧の全5機種をラインナップしています。

全機種の特徴をこちらの記事に書いていますので、是非ご自身にぴったりなエアコンを見つけてください。
富士通ゼネラル
富士通ゼネラルのエアコンはノクリア。
特徴は優れた省エネ性。他社にはないシンプルな省エネ機種も販売しています。
また、加熱除菌という独自のエアコン除菌方式を全機種に展開しており、清潔性も全面的にアピールしています。
寒冷地向けを除くとご覧の7機種をラインナップしています。

全機種の特徴をこちらの記事に書いていますので、是非ご自身にぴったりなエアコンを見つけてください。
メーカー選びも大事だけど購入場所はもっと大事!
実はエアコンを安く買いたいなら、どれを買うかよりもどこで買うかの方が圧倒的に大事。
それは購入場所によって価格が大きく異なるからです。

エアコンを購入できる家電量販店とネット通販の特徴をまとめてみました!
家電量販店 | ネット通販 | |
---|---|---|
メリット | ・店員に丸投げで購入可能 ・量販店独自ポイント還元あり ・価格交渉による値引き可能 ・複数台購入時の割引あり | ・家電量販店よりも価格が安い ・通販ユーザーはポイントの使い道多数 ・スマホひとつで購入可能 ・自分で選ぶから購入時の納得性高め |
デメリット | ・通販より価格が高い ・ポイントの使い道が少ない ・無駄に高い製品を勧められるかも | ・自分で商品の知識を仕入れる必要あり ・価格交渉は原則不可 ・複数台購入割引原則なし |
家電量販店
こんな人は家電量販店がおすすめです。
- 店員と相談しながら実物を見て決めたい
- 価格交渉が得意
- 取り付けまで一貫して対応してほしい
ネット通販が勢力を伸ばしているものの、特にエアコンのような家電に関してはまだ家電量販店での購入を検討する人も多いです。多少価格は高くても機種選定から取付工事まで全てお任せしたい人におすすめ!
ネット通販
こんな人はネット通販を検討してみてもいいでしょう。
- できるだけ最安価格で買いたい
- 店員との価格交渉は苦手
- 自分で各エアコンの特徴を調べたい
実はエアコンもネット通販で買える時代。家電量販店より安くお得に買いたい人におすすめです。
結局どっち?
安く買うためには圧倒的にネット通販がおススメです!
例えば・・・
ダイキンエアコン最安シリーズのEシリーズは、通販で買うと6畳用で5~6万円程度のところ、家電量販店では9~10万円程度となります。
2025年3月時点でのダイキンEシリーズ6畳用のネット通販と家電量販店でのエアコン本体価格比較はこちら!
ネット通販 | 家電量販店 | ||||||
Amazon | 楽天市場 | Y!ショップ | 価格.com | Joshin | ケーズ | エディオン | ヨドバシ |
60300 | 61180 | 59950 | 55000 | 94800 | 104280 | 99400 | 100910 |
なんと通販の方が3~4割引きで購入可能なことが分かりました。

少しでも安く買いたいなら、通販で買いましょう!
通販は不安という方もいらっしゃるかと思いますが、大手通販サイトの楽天市場とYahoo!ショッピングにはきちんと出店基準があるので安心です。

私はにエアコンを楽天市場で購入して家電量販店の3割以上安く手に入りました!価格交渉不要なのでノンストレスでしたよ♪
家電量販店と通販のメリットやデメリットをもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
≫エアコンどこで買う?安く買う方法は?家電量販店vs通販!価格調査!
エアコンはさらに取り付け費用もかかります。通販ショップは取り付け費用が少し割高な傾向にあるのがネック。
そんな時におすすめしたいのがTVCMでもおなじみのくらしのマーケット。
- エアコン購入店で取り付け依頼するよりも安上がり
- 豊富な口コミの中から自分の地域で評価の高い信頼できる業者を選べる
- 契約前に業者へチャットで無料見積もりを依頼できる
大手各社のエアコン工事の価格比較してみてもやっぱりオトクなのが嬉しい!
≫エアコン工事はどこに頼む?最安の方法を教えます!
事前見積もりをすることで「表示価格よりも実際の請求金額が高くなった」といったトラブルを回避できますし、何より事前にどんな業者が来るのかが分かるのがいいですよね。
エアコン取付費用はチャットで簡単無料見積もり
エアコン購入店の取付よりも安くてお得!
公式サイト:https://curama.jp/aircon-install/

私もくらしのマーケットでエアコン取り付けを依頼したことがありますが、安くて丁寧で大満足でしたよ。次も絶対リピートします!
さいごに
今回は買ってはいけないエアコンメーカーの特徴を紹介しました。
- 買うのをおすすめしないメーカーの特徴
①シェアが低い
②プライベートブランド
③海外ブランド - おすすめのエアコンメーカーTOP3
①ダイキン
②パナソニック
③三菱電機
エアコンは高額な買い物ですし、後悔しないようしっかり吟味して選んでくださいね!
本サイトではエアコンのお得情報を発信しています。
何か気になることがございましたら、どんな些細なことでもお気軽に「お問い合わせ」よりご連絡くださいね。必ず返信しております。
コメント