こんにちは
電機メーカーでの商品開発経験9年の経験を活かし、エアコンのお得情報を発信しています。
今回のテーマはこちら!
エアコンはダイキンとパナソニックどっちがいい?徹底比較!
- エアコンの購入を検討中
- ダイキンかパナソニックで迷い中
- それぞれの特徴や違いを知りたい
この記事の結論を先にお伝えします。
- ダイキンがおススメな人
▷再熱除湿機能付きエアコンが欲しい!
▷エアコン専業メーカーの安心感がいい! - パナソニックがおススメな人
▷安い無線LAN機能エアコンが欲しい!
▷フィルターお掃除は絶対したくない! - どちらでもOKな人
▷冷房暖房だけできるとにかく安いエアコンでいい!
▷加湿・換気機能付きエアコンが欲しい!
ダイキンエアコンの特徴
ダイキンエアコンはなんと全部で11機種。
こちらの記事ではダイキンエアコン全シリーズを一気に解説しています。
ここからはその中でも、パナソニックと比較してダイキンと言えばこれ!という特徴をご紹介します。
さらら除湿(ハイブリッド)機能
ミドルグレード以上の全5機種に搭載されている機能。
梅雨時期や真夏の夜など、めちゃくちゃ暑いというわけではないけどエアコンを付けていても不快に感じたことありませんか?
いわゆるジメジメ感、ジトジト感。この正体は湿度です。
普通のエアコンは温度を下げずに湿度を下げることができません。
でもさらら除湿(ハイブリッド)なら、温度は下げず湿度だけ下げることが可能!
再熱除湿という技術を使っているのですが、詳細はこちらの記事をどうぞ。
温度はそれほど高くない梅雨時期に大活躍する機能ですね。
加湿・換気機能
お次は冬の話題。
加湿機能は”うるるとさらら”シリーズの2機種に搭載されている機能です。
冬は乾燥がきになる季節。加湿器がなければ湿度20%代なんて当たり前。インフルエンザをはじめとする菌やウイルスが活性化する最適な環境なのです。
加湿器を使われる方も多いのではないでしょうか。
加湿器の面倒くさいポイントと言えば、給水作業。1日1回は水を補充しなければならないでしょう。
エアコンの加湿機能は給水作業不要!外の水分を室内に取り込む技術により、無給水加湿を実現しています。
無給水加湿の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
長年ダイキン独自の機能でしたが、2022年モデルよりパナソニックが参戦!
もうダイキンオンリー機能とは言えなくなりましたが、長年培ってきた加湿技術は他社より一段上と言えるでしょう。
一年中エアコン内部を水洗浄
素人はエアコン内部のお手入れが難しい・・・。
そのため各社ほぼすべてのエアコンに対して、冷房運転時に発生する結露水でエアコン内部の汚れを洗い流し、そのあと内部を乾かす運転を行う機能を搭載しています。
通常、暖房時には結露水が発生しないので多くのメーカーが冷房シーズンしか水洗浄ができません。
ダイキンエアコンならば全てのシリーズで、冬でも冷房運転を行うことでしっかり結露水を発生させて水洗浄を行うことができ、年中エアコン内部をきれいに保ちます。
パナソニックエアコンの特徴
パナソニックエアコンは全12シリーズで2023年度日本国内メーカーの中では最多。
こちらの記事ではパナソニックエアコン全シリーズを一挙に紹介していますので、是非ご覧ください。
今回はこの中から、ダイキンと比較してパナソニックならでは!の機能を紹介します。
ほぼすべての機種に無線LAN機能
全12機種中1機種を除いたすべての機種に無線LAN機能を搭載。
この機能のいいところは、エアコンを外から操作することが可能な点です。
これでエアコンの消し忘れになりますし、外出時の帰宅前に予め運転開始することだってできます。
パナソニックエアコンは無線LAN搭載機種数No.1ですし、特に最低限の冷房暖房機能を備えたエアコンに無線LAN機能だけを搭載したシリーズがあるのはパナソニックだけ!
こちらの記事でも無線LAN機能について詳しく説明していますので、是非ご覧ください。
比較的安い機種でWi-Fi接続したい方にはおすすめのエアコンです。
お手入れ不要なフィルターお掃除機能

エアコンのフィルターは定期的なお掃除が必要です。
放っておくと埃が溜まって風が出なくなり、うまく冷房/暖房できなくなる原因にも。
そのため、各社最安エアコン以外のほぼすべてのエアコンにはフィルター自動お掃除機能を搭載しています。
一般的な自動お掃除機能では回収した埃は室内機の内部にあるダストボックスに収納され、年に1度程度は定期的なごみ捨てが必要となります。完全メンテナンスフリーというわけにはいかないんですね。
一方パナソニックの一部の機種のフィルター自動お掃除機能は、掃除した埃を自動的に室外へ捨てることが可能です。ダストボックスはなくほぼ完全なメンテナンスフリー。
極限までお掃除の手間を減らしたい方にはおススメな機能です。
加湿・換気機能
パナソニックの最上位モデルの1機種にだけ搭載されている加湿機能。
ダイキンにも同様の機能がありますが、パナソニックは2022年モデルからの新機能です。
その要因は2020年より始まったコロナ生活。特に換気の必要性が高まりましたね。
パナソニックが2022年より加湿・換気機能を搭載し始めたのも、換気需要の高まりに一因がありそうです。換気のついでに加湿できるようにしておこうという意図があったと推測されます。
2023年時点で加湿機能はダイキンとパナソニック2社だけの特別機能。そして性能差はほとんどありません。
「加湿機能が欲しい!」という方はどちらかお好みのエアコンを選びましょう!
ダイキンとパナソニックの3機種を比較!どっちがいい?
ダイキンとパナソニックの特徴をご説明しましたが、「これだけではイメージがつかめない!結局どっちを選べばいいの?」という方も多いのではないでしょうか。
ここからは両者の3機種を比較して実際にどっちがおススメか?を解説していきます。
最安モデル、ミドルモデル、最高級モデルの3機種、順番にいきます!
最安モデル
最低限の冷房暖房が出来ればOKというモデル。
寝室などにおすすめですね。
ダイキン:Eシリーズ
パナソニック:Fシリーズ(家電量販店での取り扱いなし)
- 省エネ性:ほぼ互角
- 機能性:ほぼ互角
- 価格:ほぼ互角
省エネ性、機能性に大した違いはなく、どちらとも「最低限冷房暖房できる」エアコン。
価格に関しても購入場所や時期によって変動はあるもののほぼ互角なので、実際に価格比較してみて安い方を購入するだけでOKです。
ただし、パナソニックのFシリーズは家電量販店では販売されていませんので、購入の際はネット通販からのみとなります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
両者の通販での最新価格はこちらをご覧ください。


注意点として、エアコン本体発送のみの場合は取り付け工事は行われません。
通販ショップでも取り付け工事は対応してくれますが、価格は少し割高・・・。
そのため、取り付け工事業者は口コミが充実で納得価格のくらしのマーケットで探すのがおすすめ。
口コミの量が多く、事前にチャットでしっかりと見積もりを取れるため、「事前見積もり価格よりも実際の請求金額が高くなった・・・」という事態を回避することができます。
面倒なトラブルを避けたい人にピッタリ!
是非あなたの地域のプロを探してみてください。
ミドルモデル
最安モデルよりは省エネで、すべてのにおススメする便利機能を備えたミドルモデル。
ここではおススメの便利機能TOP3搭載エアコンを比較します。
- フィルター自動お掃除機能
- 無線LAN機能
- 再熱除湿機能
これら便利機能TOP3の詳細はこちらでまとめて解説していますので、是非ご覧ください。
今回の比較対象機種はこちら!
ダイキン:FXシリーズ(家電量販店ではFシリーズ)
パナソニック:EXシリーズ
- 省エネ性:ダイキンがほんのわずか優勢
- 機能性:ダイキン優勢!
- 価格:時期によるがほぼ互角!
省エネ性はダイキンがわずかに優勢ですが、ほとんど同等と見ていいでしょう。
機能性については、フィルター自動お掃除機能、無線LAN機能、再熱除湿機能の3機能の比較。
パナソニックエアコンは3機能のうち全機種再熱除湿機能がありません。
そのため3機能全てを搭載しているダイキン優勢としていますが、パナソニックはゴミを屋外に自動排出してくれる独自のフィルター自動お掃除機能を持っています。
快適性のダイキン、利便性のパナソニックと言ってもいいでしょう。
価格は時期によるもののほぼ互角ですので、どの機能を重視するかお好み次第で選んでください。


最高級モデル
最後は、両者が誇る最高級モデルを比較します。
ダイキン:RXシリーズ
パナソニック:LXシリーズ
- 省エネ性:パナソニックほんのわずか優勢
- 機能性:ほぼ互角!
- 価格:ダイキン優勢!
両者の一番の売りは「換気と加湿が出来るエアコン」という点で、非常に似ています。
省エネ性はほんのわずかにパナソニックが優勢ですが、機能性はほぼ互角といっていいでしょう。
価格はダイキンの方が安く手に入るため、コスパで選ぶならダイキンがおすすめです。


エアコンはどこで買うのがオトク?

ここまでダイキンとパナソニックのエアコンを徹底比較しました。
いざ買うエアコンが決まった場合、どこで買うのが一番オトクかご存知ですか?
エアコンは取り付け作業が発生するため、どこで買うかも非常に重要な問題です。
家電量販店と通販どちらがいいかお悩みの方に、それぞれの特徴を簡単にお伝えします。
家電量販店派
- エアコンは大きな買い物だから、実物を見てから決めたい。
- 店員に相談して決めたい。
- 取り付けや取り外し対応まで、確実にしてくれる家電量販店がいい。
ネット通販が勢力を伸ばしているというものの、特にエアコンのような家電に関してはまだまだ家電量販店での購入を検討する人が多いです。
家電量販店には信頼と実績がありますしね!
ネット通販派
- エアコンはどれも同じに見えるし、実物はそこまで気にならない。
- 家電量販店よりも通販の方が安く買える。
- わざわざ出かけなくても家でポチポチするだけで買える。
実はエアコンもネット通販で買える時代です。
しかも取り付けや取り外し対応のサイトも数多く、安くお得に買いたい人に人気です。
結局どっち?
安く買うには圧倒的に通販がおすすめ!
ダイキンエアコン最安シリーズのEシリーズは、通販で買うと6畳用で5万円程度ですが、家電量販店では8万円程度かかります。
2023年11月時点でのダイキンEシリーズ6畳用のネット通販と家電量販店でのエアコン本体価格比較はこちら!

なんと通販の方が3~4割引きで購入可能なことが分かりました。

通販は不安という方もいらっしゃるかと思いますが、大手通販サイトの楽天市場とYahoo!ショッピングにはきちんと出店基準があるので安心です。
家電量販店と通販のさらなる比較はこちら。
エアコン本体だけを通販で購入して取り付け工事はくらしのマーケットでお願いするのが最もおすすめです。
「事前の見積もりよりも高くなってしまった・・・」という事態が起こりやすいエアコン工事ですが、取り付け業者と直接やり取りできるため事前の見積もりも可能で、トラブルが起こりいくいのが最大のおすすめ理由です!
口コミが充実しており信頼できる業者を安心して選ぶことができますし、購入店で取り付け依頼するよりも工事費を抑えることが可能ですよ。
エアコンの取り付け作業は高度な技術が必要になりますので、自分で評判の良い工事業者を直接選べるのは安心につながりますね!
詳細はこちらをどうぞ。
最後に
ダイキンとパナソニックどちらを選びますか?
安いシンプルエアコンであればどちらでも遜色ありません。
中級~高級機は機能面、価格面からお好みで選ぶとよいでしょう。
ぜひ納得いくエアコン選びを!
本サイトでは、エアコンにまつわるお得情報を発信しています。
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